【アルバイト経験談】ホールとキッチンってどっちが楽?

飲食のアルバイトを始めようとした時に、

「ホールスタッフ 時給○円、キッチンスタッフ 時給○円」

みたいな募集を目にしたことがありますよね?

僕は今、飲食でのアルバイトをしているんですが、メインはキッチン業務なんですが、ディナータイムは「お前はかっこいいから」と言われホールに出ることがあります。(社員さんがキッチンにいることが多いので人員的にホールに出てるだけです、すみません笑)

ホールもキッチンとして働いて、両方のメリット・デメリットを色々と体感しました!

「キッチンの方が少し時給がいいから…」

「(ホールもキッチンも時給一緒だし)ホールの方が楽そうだから」

とアルバイトを決めるのに悩んでいる人に向けて、

実際にどんな流れで仕事を覚えていったかやメリット・デメリットについて僕の体験をシェアしていきたいと思います!

キッチン業務についてのあれこれ

どんな仕事があるの?

キッチン業務ってなんだか大変そうなイメージがありますよね笑

僕も始める前はみなさんと同じイメージでした!

そして、実際に初めてみるとやっぱ大変でした!!!笑

ファミレス・回転寿司・居酒屋などによって多少は異なるところもあるかと思いますが(ちなみに僕はパスタ屋さんです)主な業務としては「洗い物」「仕込み」「調理補助」「(本)調理」があります。

洗い物

これは一番最初にやることになると思います。

まあ、食器洗うのは絶対必要だし、食器ごとに洗い方の注意点くらい伝えればほとんど勝手にできるので、「とりあえず洗い物しておいてもらえる?」と言われます。

僕も、最初は「かったるいなーって早く仕事教えてくれよー笑」って思っていたんですが、この洗い物を早くできるかどうかはこれから仕事をする上で大切になるとは思ってもいませんでした。笑

めちゃめちゃ忙しいお店や一流レストラン(ホテル)など以外は、自分の持ち場をやりながら、洗い物をすることになります。

洗い物は自分の意思と関係なく、溜まっていきますし、下げ場(使用済みの食器を置くところ)がパンパンになると、ホールの人から「ここ片付けてくれよ」と無言のプレッシャーを受けます。笑

洗い物は避けては通れない場所ですので、とっとと慣れる必要があります。

(一言メモ)

初めて業務用の洗浄機から食器をとった瞬間は忘れません。めっちゃ熱いです。こればっかりは慣れるしかないのですが、できるだけ手の中心の方(温度の感覚が鈍い)で食器を扱うと少しマシになりました(個人的に)

仕込み

次にやるのが仕込みです。料理に使う食材を切ったり、調味料を作ったり、グラムをはかってポーション(小分け)にしたり、オーダーが入ったら、すぐ出せるような準備をしたりします。

「仕込みが8割」なんて言葉を聞いたりしますが、これあながち間違ってないなって思います笑

ピーク時に、これが足りないから急いで切ってとか言われても、こっちも忙しいし、マジかよってなります。笑

(一言メモ)

はじめは、包丁とかもうまく使えなくて、同じ厚さや長さに切れなかったのですが、慣れるとトマトを均等な厚さで15枚に切れるようなったりします。笑 料理がマジで楽しくなるし、料理の時の段取りがよくなります。家での料理も格段に楽しくなったし、今までよりも準備に時間がかからなくなりました。

調理補助

いよいよ、イメージしていたキッチン業務っぽい段階です。といっても、調理場のメインの人に頼まれたことをしながら、盛り付けやサラダといった簡単な調理をします。

僕の働いている店では、パスタ場2人、サラダ場+洗い場1人みたいな体制でやっていたので、これにてキッチンの小さな一角を担えたわけです。笑

いよいよ、お店の混雑をもろに影響するポジションとなり、キッチンってめっちゃ大変だなと初めて実感しました。

はじめはてんわやんわで、ヤバイヤバイって言いながらやっていたのですが、そのうちに仕込みをしながら、自分の持ち場はしっかりこなせるようになりました。

(一言メモ)

調理補助(僕の場合はサラダ場という名前でしたが)では、仕込みをしながら、オーダーを捌き、隙間を見つけては洗い物をなくしていくという仕事内容でした。最初は手が回らなくて、洗い物が溜まってしまったり(そのせいで焦ってお皿を割ってしまったり)してしまいましたが、慣れて行くうちに「同時にたくさんのことをやる力」が身につきました。

本調理(メインの調理場)

ここでいよいよ、ガス台の前にたち、メインの調理場(僕の場合はパスタを作る)を担当することになります。

まず、オフピーク時に作りかたを教えてもらい、完成の目安(パスタのソース量)などを習いました。

賄いを作らせてもらったりして練習しながら、軽いチェックを受けて大丈夫になれば、いよいよお店のピーク時にもその場所を任されます。

ここは、お店のピークがきれないと水を一口も飲めないみたいな時間帯がザラにありました。笑

それゆえに、達成感は半端ないです。仕事した感、自分が責任を持って作った料理がお客様に美味しく召し上がっていただいているという感覚は、なかなかに味わえるものではないかなと思います。笑

ただ、コンロ周りはめちゃくちゃあついし、熱気で顔の周りが乾燥するようになります笑(僕はそれが原因かどうかわからないけど、上唇がめちゃくちゃ乾燥するようになってリップ常備するようになりました。)

(一言メモ)

達成感はものすごくある。お店の混雑次第ではかなり忙しくなることもあった。ただ、バイトのおかげで友だちに、パスタ作ってよって言われることが増え、料理できるキャラになったのはいろいろ得した。

キッチン業務をしていて激アツだったエピソード

ようやく一人前にパスタを作ることができるようになってから、激アツだったエピソードがあります。

当時3つ上だったバイトの先輩Aさん(めっちゃ可愛い。ただそれゆえに話しかけづらいオーラ半端ない)から「賄い作ってもらもいい?」とお願いされました。

まあ、いつもどおりレシピ通り作ったんですよ。(他の人の賄いの100倍丁寧に作りました)

「ありがとー」と言われ、「いえいえ。ごゆっくり」

まあこんな感じだよな…

しかし、食べ終わったあと、「賄いすごい美味しかったよ。○○くん(僕)っていつもピーク時とかイライラしてなくてすごいよね、かっこいい」と言われたんです。

「ありがとうございます。笑 普段はすごくイライラしてりするんですよー(冗談っぽく)」

すると、「えー嘘だー笑。あ、よかったら今度ご飯食べに行こうよ」

と。

「よっっしゃああ)あ、ぜひ!」

後日しっかり食事に行きました。めっちゃ可愛かった。

「キッチンでよかった!!!」と心の中でガッツポーズしました。

(この後どうなったかは内緒です)

これを通して、僕の偏見かもしれないんですが、「キッチンって火を扱うし、女の人はなかなかやろうとしない」からか、かっこいいって思われやすいです。

キッチンの仕事のまとめ

・料理全般の知識(食材の保存の仕方や下処理の仕方など)がつくし、包丁の使い方などの技術的なところもある程度身についたりする。

・ほとんどのお店で慢性的に人員不足

・ピーク時はめちゃくちゃに忙しくて水も飲めないし、社員さんは八つ当たりしてきたりする。笑

可愛いバイトの先輩から、「賄い作って」ってお願いされる(激アツ)

・友達にもパスタ作って欲しいみたいな感じで家に呼ばれることが増える。(あわよくば女の子にうちに作りにきてよって呼ばれる。←キッチンを始める&続けられているモチベはここ。

ホール業務についてのあれこれ

ホールの仕事内容

ホール業務は基本的にどこのお店も同じような場合が多いと思います。サービス業をする上で、接客は必要ですからね。

ホールのおおまかな仕事としては「接客(人と接する仕事)」「事務業務(人と接しない仕事)」

があります。

接客(人と接する仕事)

お客さんの案内から始まって、オーダー取り、提供、レジ。どのお店でもだいたいこのような仕事は絶対あります。

これらに共通していることは「お客(人)と接する」ということです。

普段キッチンがメイン(6割)な僕がホールに出て、大変だなと感じる点は、常に緊張感を持たなきゃいけないという点でした。

お店の中にいる間は常に、お客さんから見られていて(or呼ばれるかもしれない)という気が抜けない状況にいなきゃいけないのは意外と大変です。

それと、ある程度マニュアルがあるとはいえ、お子様づれのお客さんを案内する場合や、高齢のお客さんを案内する場合には案内する席を変えたり、話すスピードを変えたりといった「臨機応変さ」が必要になるのもホールの仕事の一つだと思います。

さらに、基本的に、お客さんと接するのはキッチンの人ではなくホールの仕事なので、クレームとかは真っ先に対応しなければなりません。

例えば、キッチンのスタッフが作る料理を間違えてしまって、提供までに時間がかかってしまうとします。

本来はキッチンのミスなのですが、ホールがお客さんに謝らないといけないのです。

これは一つの職場として働いてるわけだから、仕方ないのですが、「自分のミスではないのにー泣」という気持ちになります。

事務作業(人と接しない仕事)

2つ目は、事務作業です。

接客以外の仕事のことですが、具体的には、バッシング(食器を下げたりすること)やシルバー(ナイフやフォーク)を揃えたり、伝票の枚数確認やレジ締め、発注などが主な仕事です。

お店ごとによって様々なやり方があるので、個人的な感想になってしまうのですが、バッシングが早くなることとレジ締めができるようになるのが大切だと思います!

ホール業務を通してコミュ力が上がるのは嘘!!!

ホール業務を通して「コミュニケーション力が身につくかな」って最初は期待してたんです。

まぁ初めは言われたことやマニュアルを覚えることでいっぱいでした。

時間もたつと、慣れてくるし、仕事は一通り仕事ができるようになります。そして、他のスタッフとも連携をとれるようになって、お店自体は回せるようになりました。

たまたま、常連のお客さんをご案内した時に、

「今日は〇〇さん(ベテランのホールスタッフ)いないの?」

と聞かれました。今日は不在でしてということを伝えると

「残念だな」

とおっしゃられました。

他の飲食店でもよくあることなのかもしれないのですが、

やっぱり人気のあるスタッフはお店に一人か二人はいます。

そこで、「どこが名指しされるスタッフとそうじゃないスタッフの違いなんだろう?」と思い、そのスタッフの方に普段どんなことを意識しているのか聞いてみました。

すると、「お客さんの状況に合わせて、接客の仕方を変えているんだよ」とおしえてもらいました。

しかも、「コミュニケーションとは、相手が言いたいことを先に察して先に行動する。接客で言えば、お手洗いの場所を知りたい、メニューについて詳しく知りたい。

などのお客さんの考えていることを先に、感じ取って先に動く。」

これがコミュニケーションだよ。って。

それ以降、お客さんの年齢層・性別に合わせて声かけることを意識して接客するようになりました。

それから2ヶ月後、いつも通り出勤すると、店長から「あるお客さんが〇〇くん(僕)今日はいないの? また今度くるね」って言ってたよ。と言われました。

初めて、指名とまではいかなくてもお客さんの記憶に残れたんだと思うと、すごく嬉しくなりました。

仕事を始めたばかりの僕に言ってやりたいのは、「マニュアルをなぞっても仕事は回るけど、付加価値(喜んでもらう)は提供できないぞ。コミュニケーションの意味間違えて使うなよー笑

ということです。

ホール業務のまとめ

・人と接する時間がほとんどなので、肉体的に疲れないとしても、緊張感が長く続くことが多い。

・いろんなお客さんがいるので、「臨機応変さ」が身につく

・よく言われるコミュニケーション力がつくと言われますが、自分次第。

・基本的にお店で起こったミスは自分のミスでなくても謝らないといけないことがある。

・マニュアルが基本決まっていることが多いので、スキルがなくても平気。

まとめ:ホールvsキッチン

今回は、飲食店におけるホール業務とキッチン業務について、徹底的に比較をしました。

時給と業務のバランスで、ホールかキッチンに悩んでいる人はぜひこの記事を参考にしてアルバイト選びをしてください!