
唐突ですが、最近20歳にもなり、自分が知らない世界を体験したいと思い始めるようになりました。。。
そして、今までミュージカルとか見たことないなーと思い、「どうせなら一番いいものを見よう!」と思い立って4月頃に劇団四季の公演を予約しました。
そして先日、ようやく待ちに待った日がきて、劇団四季の「ライオンキング」を鑑賞してきました!
僕は美術とか図工の授業がものすごく苦手で成績はいつも5段階のうちの1とか2だったので、純粋にミュージカルが見たいというよりかは、大人になる前に一度経験しておきたいなーくらいな気持ちでいたのですが、そんな僕でも感動して泣いてしまうほどで想像の10倍の迫力でした!!
本記事では、
・ミュージカルに興味を持っている人
・劇団四季の公演に行ってみたいと考えている人
・一流のものを経験してみたいと思っている人
に向けて、劇団四季の公演が初めてでも、失敗せずに楽しめる方法について書いているのでぜひ読んでください!!
劇団四季とは
劇団四季は、全国に劇場を持っている日本で1番大きいミュージカル団体(世界的に見てもかなり大きい)で、毎年「ライオンキング」や「アラジン」、「パリのアメリカ人」などの有名公演を行なっています。
年間の公演数は3000回を超え、300万人以上の観客数を有します。
劇団四季は、俳優・技術スタッフ・経営スタッフ約1300名で組織された、世界的に見ても最大規模の演劇集団です。日本国内に専用劇場を持ち、ストレートプレイ(芝居)、オリジナルミュージカル、海外ミュージカル、ファミリーミュージカルなど幅広いレパートリーを上演しています。年間の総公演回数は3000回以上、総観客数は300万人を超えます。
劇団四季HPhttps://www.shiki.jp/group/company/about.html
座席・チケット
座席は1階席と2階席に分かれて、合計で1210席。
主に一階に(座席ランク)S1、S、A1、の座席があり、二階はA、B、Cの座席の配置となっている。
さすが、超一流のミュージカルとだけあって、1階のシートはどれも1万円近い値段がする…
「やっぱなんでも一流のモノはそれなりにお金が必要だよな。
もう少し大人になって、お金にゆとりができたら来ることにしよう…」
と諦めかけ、HPを眺めていたところ、、
なんと学生料金で劇団四季が楽しめることを発見した!!!
劇団四季では学生料金が超お得!!!
学割を使えばなんとチケットが半額になる!
さすがに、「劇団四季のチケットは1万円かぁ…さすがに払えない。」と悩んでいたそこのアナタ!!!
劇団四季には学生割引が存在します!(これぞ学生の特権)
しかし、全部の座席が学割の対象ではなく一部の座席限定になってしまいます。
こういう学割対象の席って安いからあまりいい席じゃないことが多いし、少し見づらい座席になっちゃうのか。まぁ仕方ないかーなんて心配していたのですが、そんなこと劇団四季では心配無用でした!笑
なんと、2階の最前列の座席だったのです!!!(歓喜)
しかもその席は座席ランクがA席(上から3番目にいい席)で一般で買おうとすると8,640円もする席が、学割を使うと半額の4,320円で観ることができるのです!!!
半額ですよ???やばすぎませんか?笑
友達との飲み会1,2回我慢したらいけちゃうんですよ????
ちなみに、この学割料金が適用されるのは、東京の公演は「ライオンキング」「ジーザス・クライスト=スーパースター」「エビータ」で、札幌の公演は「リトルマーメイド」の4公演だけなので少し注意が必要です。
予約方法・事前準備
ここではチケットの取り方や事前に準備しておくことについて、実際に行ってみてわかったことをもとにまとめておきます。
予約は劇団四季のHPからでOK
学生料金でチケット予約をする際には、劇団四季のHPから予約をします。
劇団四季ライオンキング公演スケジュール
https://www.shiki.jp/stage_schedule/?aj=0&rid=0057&ggc=4017#201906
ー大まかな手順ー
手順1:公演スケジュールから日程を選択する
手順2:座席を指定する(学割を利用する場合はA席を選択)
手順3:割引適用からA席がくせい(4,320円引き)を選択する
手順4:支払い方法を選択
手順5:チケットの種類を選択(ホームプリントで十分です)
座席選択の画面↓
学割選択↓
座席予約は2ヶ月前がベター
学生料金で見ることができるシートは席数が限られているため、早めに座席購入をしましょう。
特に、週末は地方から観に来る方もいるので結構早く座席が埋まっていることが多いです。基本的に一日2回公演を行なっているので、週末の夜の座席を確保したいのなら大体2ヶ月前くらいに予約することをオススメします。
(僕は平日水曜日の夜の公演を予約しましたが、2ヶ月前に予約をしました。その時はまだ学生料金の座席も埋まっていませんでしたが、週末の座席はちょいちょい埋まっていました)
座席はできるだけ舞台中央がいい
座席はできるだけ舞台中央の席を取るようにしてください!
これは実際に行ってみてわかったことなんですが、座席の一番端だとたまに、役者が見えない見えなかったりすることがあります。
僕はたまたま学生料金で取ることができる一番内側の席で観ましたが、それでもギリギリ役者が見えないというシーンが1,2回ありました。
A席(学生料金)は2階席左右に左側のブロックは前方から4列、右側のブロックには前方から3列ほど用意されていますが、下手に最前列を取るよりも、3列目、4列目の舞台中央寄りの座席の方が絶対見やすいです!
もしデート利用するなら・・・?
もし学生料金の座席を予約して、彼女や好きな人とデートでくるとするなら週末に鑑賞することをオススメします!
平日だと、毎日ではないですが、地方から来た修学旅行生や団体のお客さんが入ることがあるので、やはり若干騒がしくなってしまったり、移動がスムーズにできなくなったり、雰囲気が軽くなってしまいます。
<実際に鑑賞してみて、あまり余韻を楽しめる感じではないなと思いました。僕がデート利用するとしたら、1階席(一般価格にはなってしまうが)でより本格的にミュージカルを楽しむか、あえて2階席後方の中央の席(結構安く購入できる)で2人でゆったりと鑑賞して、終わった後の余韻を楽しむデートにします>
週末の座席であれば、周りも休みの大人ばかりになるので、場の空気感も大人っぽくなり、よりデート感を楽しめると思います。
しかし、平日でも団体のお客さんがいないこともあるので、実際に電話をかけて問い合わせてみてください!
鑑賞日当日
準備するもの
当日はチケットと学生証があれば大丈夫です。
チケットは当日、入り口のQRコードスキャナーで読み込み発券してもらいます。
その際に学生証の提示を求められるのでお忘れなく!
QRコードはHPもしくは劇団四季からのメールのリンクからQRチケットを表示するというページに飛び、それを印刷して持参するか、当日スマートフォンで画面を見せるかの2通りあります。
お客さんの多くは印刷したホームプリントチケットを持って来ている人がいましたが、スマホのQRコードで十分です(僕はスマホでチケット発券をしました。荷物が増えないし便利だし、こっちの方がスマートです笑)
服装や持ち物
・服装
基本的にドレスコードなどの指定はなく、いろんな年代のお客さんがそれぞれの格好をして来ていたのであまりきにする必要はありませんが、せっかく観劇をするので、最低限はマナーをわきまえた服装を心がけましょう!
男性は、上は襟付きのシャツやジャケットに下はスラックスorキレイ目のチノパンを着用し、靴は革靴、ローファーもしくは汚れていないスニーカーなどが無難です。
女性は、ワンピースかブラウスとスカートにヒールorサンダルを着ている人はすごく綺麗だなと思いました。ラフな格好をしている人より劇場の雰囲気とマッチしていて、ゆとりを持って鑑賞を楽しんでいるなという印象を受けました。
・持ち物
劇場内は飲食が禁止になっているので、飲み物は売店で購入するのが便利です。
売店は少し混んでしまうので、並ぶのがイヤだなという人はコンパクトなペットボトルの飲み物を持っていくのがいいかと思います。
カバンなどの手荷物は、自分の座席の足元に置かなければいけないので、できるだけ小さいもの(男性ならクラッチバックやトートバック、女性ならハンドバックくらいのサイズ)を持っていくといいと思います。リュックなどはかさばって邪魔になります。
入場は最低でも15分前には済ましておくべき
公演は第一幕と第二幕に分かれていて間に20分の休憩を挟む形になっています。
それぞれ開幕した後の10分間は入場ができなくなってしまいます。
(1幕、2幕ともに開始10分間は役者が観客席の目の前で演技をするためドア周辺に近づけなくなるためです)
なので、必然的に遅刻は厳禁なのですが、
入場は入り口が混んでいたり、お手洗いが混んでいたりするので、ゆとりを持って15分前には着くようにした方がいいです。
お手洗いと軽食は先に済ませておく方がいい
劇場内には1F、2Fに男女別々の化粧室があります。
1Fは座席数が多いのと、人の移動が多いのでめちゃくちゃ混んでいます。2Fはほぼ待たずに使用することができるので、2Fを利用しましょう!
実際の公演は約2時間50分(間に20分間の休憩を含む)とかなり長いので、軽く軽食を済ましておくことをオススメします。
劇場内2Fに売店があり、アルコールやソフトドリンク、軽いスナックやサンドイッチなどの用意がありますが、食事するスペース(スタンド型の丸テーブルが6つくらい?)しかないので、劇場の外で済ます方がスムーズかと思います。
休憩の20分間はかなり売店前が混雑するので、ゆっくり食べる時間はあまりなかったです。
公演終了後に、大井町横丁(駅周辺の呑み屋街)で軽く食事をしながら公演の余韻に浸るのがオススメです!
感想
ミュージカル初の僕でもかなり楽しめた!
今回の劇団四季のライオンキングが僕にとっての初ミュージカル鑑賞だったのですが、「ライオンキング」が馴染みやすい作品だったので、ミュージカルをよく知らない僕でも、エンターテイメントとしてものすごく楽しめました!(1人できても彼女ときても楽しいだろうなと思いました)
2階席だから少し迫力は1階席よりも劣るのかなーなんて心配していましたが、実際は役者の人が2階席まで来てくれ、なんなら座席から2m近くのところで演技をしてくれたので役者の表情まではっきりと観ることができて、めちゃくちゃ臨場感を味わうことができました!!!
2階なのにこれだけ楽しめるのか!!!というのが一番の驚きでした。。。
クオリティがめちゃくちゃ高かった…笑
「ライオンキング」の演出では様々な動物が出てくるのですが、そのほとんどを生身の人間が演じていて、しかもそれがめちゃくちゃリアルで本物かと思うほどのクオリティだったことに感動しました!(特に、エンディングに出てくるキリンは、1人の役者によって、長い足から長い首まで完全に再現されていたのがとても衝撃でした)
また、劇中の音楽は全て、生演奏で、舞台前方に演奏者の方がいて、ストーリーに合わせて演奏されていました。CDで音源を流したりするミュージカルとは違ってより迫力と臨場感を味わうことができたのが嬉しかったです!!!
学生のうちに劇団四季に行けたのは貴重な財産になった!!!
ミュージカルとは無縁の僕が、今回劇団四季を鑑賞してきたのですが、ものすごい経験と財産になったなと感じています。
素人の僕でも、役者の方々がものすごい稽古を積んでこられて、かつ、劇中たった1回きりの出演機会がない役にも誇りを持って演じられている姿がとても印象的でした!
この経験を学生のうちにしかも4,000円で経験することができるのはものすごいことだと思ったし、悩んでいるなら絶対に行くべき!!!断言します!!!世界観がめちゃくちゃ広くなります!!!
「4,000円なんて、友達と居酒屋行くのを1,2回我慢すればいいだけですよ????」