FP3級合格のための勉強時間の目安は?学習スケジュールは?

2019年5月度にFP(ファイナンシャルプランナー)3級に合格しました。

今回は、実際に僕がFP3級試験に合格するまでに勉強した時間と学習スケジュールについてまとめていきます!

FP3級の難易度と合格率

FP3級の試験は学科試験と実技試験に分かれています。

最新のデータである2019年5月の学科試験の合格率は69.07%、実技試験の合格率は86.42%となっており、学科・実技同時受験者の合格率は70.61%となっています。

FP3級技能検定試験結果

そのほかの年でも合格率が70%を切ることはほとんどなく、合格率が高い年では79%を超える年もあります(2018年5月度試験)

FP3級の試験の合格基準は学科・実技ともに6割以上の得点が必要になりますが、全て3択の問題しかないので、難易度としてはあまり難しくありません。

ただ、いくら3択だからといって何も準備しないで試験に合格できるほど甘い試験でもないのである程度準備をしておきましょう。

また今後FP2級の取得を目指している人は、3級の内容が基礎となるので2級のことを見据えて勉強に取り組むことをオススメします。

FP3級合格に必要な勉強時間

FP3級合格に必要な勉強時間は、自分が持っている知識によって多少違ってきます。

金融や保険などの知識を持っている方や、経済学や法学を専攻している学生でしたら勉強時間も少なく済みます。

しかし、基礎的な知識がない人や、税金や保険にあまり関わりのない学生の方はもうすこし勉強時間が必要になると思います。

基礎的な知識がない人がFP3級に合格するために必要な勉強時間は35時間前後でしょう。

3級の出題範囲は基本的な部分が多く、具体的なケースを問われるというよりかは一般的な知識を確認するという傾向が強いので、全体像を捉えておけば大丈夫です

FP2級合格のために、FP3級の取得・勉強をするという目的の人は、50時間以上の勉強時間を確保するのがいいと思います。

僕自身FP2級の合格を目標にしていましたが、税金の支払いや保険の加入などを経験したこともなく、基礎知識もないレベルからのスタートだったので、勉強時間は50時間弱を費やしました。

FP3級の実技はFP協会を選ぼう!

FP3級の勉強を始める前に、実技試験について「金財」か「FP協会」のどちらを受験するか決めておきましょう。

FP3級の試験は学科試験と実技試験に分かれていますが、実技試験だけは金財とFP協会で出題範囲が異なります。

どちらを受験するかは選択することができますが、個人的にFP協会の「資産設計提案業務」をオススメします。

FP協会の「資産設計提案業務」はテキストや問題集なども多くあるので対策がしやすく、前提の知識があまりない人でも取り組みやすくなっています。

さらに、FP2級取得のことを視野に入れた時、実技を金財の「個人資産相談業務」を選択すると合格率が25.77%とかなり低くなっています。(2019年5月)金融財政事情研究会

FP3級独学でも合格できる?

FP3級は独学でも合格することができるのでしょうか?という質問をもらうことがありますが、独学で合格することは可能です

僕自身、通信講座や資格学校などには通わず、独学で取得しました。

僕の周りにFP3級を持っている人はいなかったので、勉強方法やスケジュールなどは全て自分の力で工夫しましたが、それでも十分に合格できます。

FP3級独学での勉強方法

ここからは、FP3級に独学で合格した僕の具体的な勉強方法について触れていきます。

テキストを活用する

まず、FP3級の出題範囲を学習するために、テキストを1冊購入しましょう。3級に合格するためには、何冊も購入して学習するのではなく、1冊の内容を抜け目なく学習することの方が重要です。

どのテキストもだいたい似たような構成になっていて、だいたい400ページほどのボリュームがあります。

STEP1:テキストを2周読む(15時間前後)

この段階では詳しく全部を覚えるのではなく、全体像やつながり・流れを意識しながら読み進めて行くことを意識してください。

1回目は自分が全く聞いたことのない用語がどれくらいあるのか確認するくらいの感覚で読み進めていけばOKです。

2回目は7割くらいの内容を抑えるつもりで読み進めていきましょう。何度も出てくる用語を確認したり、重要な数字に注意しながら進めるといいと思います。

STEP1では、全体像をつかむことが大切なのでできるだけ短期間でいっぺんに読み切ることをオススメします。(僕はだらだらと読み進めてしまったので、つながりを掴むのに余計に時間がかかってしまいました。)

最初の1周目は3時間前後でいっぺんに読み切るようにしましょう。(それが厳しい人は2時間で半分を2セットやるといいです)

これで、全体のつながりや流れをなんとなく掴んだら、1分野(80P)を1時間〜2時間で読み進めていきましょう。ここでは少し用語や数字に意識しながら覚えていくようにしましょう。全部で6分野あるので、10時間前後で終わらせましょう。

STEP2:問題集を解く(5時間)

勉強しているテキストと対応している問題集を解き進めていきましょう。

ここでは、とにかく数と量を取り組むことが大切になります。

1回分を解くのに1時間かからないくらいのペースで解くことができると思うので、1回分解き終わったら問題集についている解説を確認しながら間違えた問題を振り返りましょう。(1回1時間30分くらいでできるので、3セット行う)

STEP3:テキストに戻って確認する

STEP2で問題を解いてみて、自分が明らかに苦手な分野が見つかると思います。苦手な分野はもう一度テキストに戻り読みましょう。目安としては半分以下しか正解できていない分野はテキストを読み返しましょう。

ここからは、問題集を解く→解けなかった分野・セクションのテキストを読み返すことをひたすら問題が解けるように繰り返しましょう。

僕の場合は税金の分野と不動産の分野が苦手だったので、問題集を解く→テキストを読み返すのを5回繰り返しました。笑

過去問を活用する

STEP1〜3の繰り返したら、次に金財HPもしくはFP協会HPに掲載されている過去問も活用していきましょう。

過去問は実際に今まで試験に出た問題ですので、絶対に取り組むようにしましょう

何年度分かを解いていくうちに似たような問題が出てきたり傾向がわかってくると思うので、その部分は確実な得点源にしていくことができます。

過去問の勉強方法も基本的には、問題集を勉強するときと同じ方法で進めていけばいいですが、過去問の解説は金財HPとFP協会HPには掲載されていません。ですので、FPの過去問解説を行っているサイトを利用することをオススメします。(僕が使わせてもらっていたのはこのサイト:お金の寺子屋

最終的には過去問で最低でも7割以上を取れるようにし、合格点は6割ですが試験当日に何があるかはわからないので8割〜9割取れるようにしておくと問題なく合格することができるでしょう。

実際に僕がFP3級に合格するまでのスケジュール

このような勉強法でFP3級に合格するための具体的な学習スケジュールを、実際に僕が勉強してきたスケジュールをもとに紹介していきます。

準備期間は余裕を持って1ヶ月以上の期間を設定するといいと思います。

STEP1:初めの1週間〜10日でテキスト(参考書)を2周します。

ここでは15時間ほどかかる計算なので、通勤や移動時間などを活用して1日1時間30分を目安に取り組むといいでしょう。

このSTEP1(15時間)は初めて学習する内容ばかりなので、一番ハードだと思います。しかし、ここで時間をかけすぎると後半問題を解く時間が少なくなってしまうので、気合いで一気に進めてしまいましょう。

「やる気が起きなくてもまずスキマ時間に1ページ」という意識でテキストを開いてみてください。読み始めていくうちに何ページも読み進めることができると思います。

また、もし土日などの休みを活用して長く勉強時間を確保できるのであれば、いっぺんにテキストを読み切ることをオススメします(短時間で読み切った方が効率がいいです

STEP2:次の1週間で問題集を3回分解くのと間違えた分野のテキストを読み返します。(5〜10時間)

STEP3:1週間〜10日で過去問に取り組む。(10時間〜15時間)

金財HPかFP協会HPに掲載されている過去問を実戦形式で取り組んでいきましょう。これまでのステップ同様間違えた部分を重点的に振り返り、テキストを見直し、もう一度解いてみるという方法で進めていきましょう。

この学習スケジュールで勉強を進めていけば1日90分、約1ヶ月間でFP3級の勉強を終えることができると思います。僕はこの学習スケジュールに加えて、少し余裕があったので、「STEP3:過去問に取り組む→テキストを見直す」の部分をプラス10時間くらい行いました。

FP3級の試験前にするべきこと

この学習スケジュールで勉強を進めていったら、本番の試験前に試験と同じタイムスケジュールで模擬試験(過去問)を解いてみてください。

FP3級の試験は学科試験120分、実技試験が60分という構成になっています。

僕は今大学生で試験慣れしている方だと思いますが、120分の試験は大学で経験しない長さでした。問題の難易度と分量から考えて120分はかなり長く感じると思います。

60問を解き終わってどれくらい時間が余るのか、その後何回ほど見直しができるのかという時間配分をある程度できるように、試験と同じスタイルで解くことをしておきましょう。

まとめ

FP3級合格のために必要な時間は35時間前後で、時間に余裕がある人やFP2級の取得を将来的に考えている人は50時間程度の勉強時間を確保することをオススメします。

僕は基礎知識が全く無い状態からスタートしたのと、次回に2級を取得したいと考えていたため、50時間ほど勉強しました。

そのおかげで無事安全にFP3級を取得することができ、FP2級の学習もスムーズに行えています。

2級のテキストを進めていって意外にも3級の知識が7,8割りを占めていることに驚きました。(2級の取得を目指している人は3級の内容を完璧にしておくべきだと改めて思います)

FP3級の試験は、勉強をしっかり進めていけば合格のできる試験レベルだと思うので、めげずにコツコツ勉強に取り組んでみてください!